インテル株 28日午後の取引で決算発表へ

インテル(NASDAQ:INTC)の第2四半期決算が、7月28日にアフターマーケットで発表される予定だ。ウォール街では、この四半期のインテルのEPSは0.10ドル、売上は約129.4億ドルと予想されている。

この1年間で同株は14.06%下落し、今年初めからの収支はマイナス38.83%。

インテルの株価のチャートと、ウォール街の予想との現状を見てみよう。

インテルの株価トレンド、Q2決算を前に弱気の動き

現在、インテルの株価は大きく弱気のトレンドにある。現在の株価は30.74ドルで、5日、20日、50日の指数平滑移動平均線(EMA)を下回っている。このような下降トレンドにもかかわらず、観察された買い圧は、潜在的な将来の上昇に対する肯定的な見通しを示唆している。

Benzinga Proを利用したチャート

現在、インテルの株式が抵抗を示している。株価は、31.19ドルの8日移動平均線(SMA)を下回っているため、ベアリッシュのシグナルを示している。このトレンドは、株価が20日SMAの32.87ドル、50日SMAの31.59ドルに位置していることを示しても続いている。これにより、株価に対するベアリッシュな見方が強化されている。

38.65ドルの200日SMAは、ベアリッシュなシグナルをさらに強調し、下降トレンドを裏付けている。

Benzinga Proを利用したチャート

モーメンタムオシレーター(MACD)は-0.36を記録しており、現在のベアリッシュな見方を裏付けている。ただし、相対的な強度指数(RSI)が40.62であることから、インテルは売られ過ぎ圏内に近いと言える。これは、株価が過小評価されており、エントリーポイントを探しているブルな投資家を引き付ける可能性があるということを示唆している。

ボリンジャーバンド(25)は、29.23ドルから35.74ドルの範囲に位置しており、続くベアリッシュな傾向を指し示している。技術的な指標は、主にベアリッシュなトレンドを反映しているものの、株価に対する買い圧の存在は、現在の下降圧が和らげられれば、潜在的なブルな機会を示唆している。

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アナリスト予想、13%のリターンが期待される

インテルの評価とコンセンサスの見解:インテルの株に対するアナリストの平均評価は「中立」となっており、現在の株価予想は39.82ドルになっている。Cantor Fitzgerald、Jefferies、ゴールドマン・サックスの最新の株価予想によると、インテルの株には34.67ドルの平均的な価格目標で13.36%のリターンが期待されている。

INTC 株価の動き: 本稿執筆時点での株価は30.55ドル。

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